もう、ワナビなんて呼ばせない。

小説がもっと上手く書けるようになりたい!

新人賞に応募してもいつも選外。入っても一次・二次選考までで、実力不足を痛感している。

小説講座(小説教室)に興味があるけれど、「役に立たない」なんて話も聞くし・・・。

失敗しない講座の選び方やおすすめの小説講座・スクールを教えて!

こういった悩みをお持ちのあなたに、役立つ情報をまとめてみました。

この記事の内容

  • おすすめの小説講座(通学/通信講座)3選
  • 失敗例から学ぶ小説講座の選び方・活用テクニック

ぶっちゃけ小説講座を受講しなくても、小説家にはなれます。

実際に僕自身も、完全独学で小説家になったクチですが、知り合いの作家さんたちの中には、講座に通ってからプロになった人も当然いらっしゃいます。

中には「あまり役に立たなかった」という人もいれば、「講座で学ばなければプロになれなかった」なんて語る方もおり、その感想は実に様々です。

そこで、これらの体験談を比較したうえで導き出した、失敗しない小説講座の選び方や活用のコツについてまとめてみました。

具体的なおすすめの小説講座も紹介していますので、この記事を読めばきっとあなたに合った「駆け込み寺」が見つかり、小説家になる(作家デビューする)夢にまた一歩近づけるはず。ぜひ最後までご覧ください。

おすすめの小説講座(通学/通信講座)3選

早速ですが、今回のおすすめ小説講座を3つ紹介します。

それぞれの講座に向いている人や、特徴・料金などについて詳しく解説していきますね。

アミューズメントメディア総合学院 小説・シナリオ学科

本格的な通学制スクール(専門学校)に通いたい人はこちらの教室がおすすめです。

「完結したストーリーを一作品書き上げる」を第一の目標に掲げ、プロの指導や学内コンペなどで積極的に腕を磨いていく仕組み。

週5・2年間の昼間部のほか、週1回・半年の夜間部(ノベルズ専科・オンライン可)も用意されています。

通学制のメリットは、なんといっても同じ目標をもった仲間と一緒に学ぶことでモチベーションが維持できること。

産学共同カリキュラムのプロットコンペなども開催されており、選考通過した作品は、なんとそのまま出版デビューできるんだとか。

デメリットとしては、やはり高めの学費ある程度の時間拘束が必須な点でしょうか。人によってはこれを逆にモチベーションアップに利用することもできますが。

資料請求は無料でできますし、Zoomでの体験説明会なども積極的に開催されているようなので、気になる方は一度覗いてみては?

  • 小説・シナリオ学科(昼間部):246万円(入学金+学費)
  • ノベルズ専科(夜間部):※要問い合わせ

アミューズメントメディア総合学院

薄井ゆうじの『小説塾』

薄井ゆうじの『小説塾』

すでに書き上げた自信作があり、プロに読んでもらって意見を聞きたい方にぴったりの小説講座がこちら。

プロ作家・薄井ゆうじ氏が塾長を務める通信講座です。

コースは2種類。

  • 小説創作・1作品1回完結講座
  • 小説創作講座・全6回・課題コース『初めの一歩』

氏の著作のファンなら迷わず選ぶべきでしょうね。

ただし、どちらのコースも実作(オリジナル/課題)を前提とした添削・講評システムとなっているので、ゼロから小説の書き方を丁寧に学びたい人にはちょっとハードルが高いかも。

そのぶん料金がリーズナブルなので、他の講座と組み合わせるのが賢いやり方かもしれませんね。

  • 小説創作・1作品1回完結講座:20,000円〜90,000円
  • 小説創作講座・全6回・課題コース『初めの一歩』:36,000円

薄井ゆうじの『小説塾』

ヒューマンアカデミー通信講座(旧:たのまな) 小説ライトノベル通信講座

ヒューマンアカデミー通信講座(小説・ライトノベル通信講座)
©Human Academy Co.,Ltd.

初心者からプロ目前の人まで、幅広く対応したバランスの良い通信講座がこちら。

専門教育大手のヒューマンアカデミーが運営する通信講座サイト「ヒューマンアカデミー通信講座(旧:たのまな)」の小説・ライトノベル講座です。

ヒューマンアカデミーは通学制のスクールもありますが、自分のペースで学習を進めたい方は断然オンラインの通信講座がおすすめです。

受講期間の目安は8ヶ月。テキスト・DVDの講座をこなしつつ、課題添削(10回)とオリジナル作品添削(3回)を行っていくという仕組み。

作品づくりだけでなく、キャリアアップやセルフプロモーションなど、プロ作家として必要なノウハウも合わせて学べるのが大きなメリットですね。

https://youtu.be/vCfIELvb470

ヒューマンアカデミーは全国各地の校舎でセミナーを積極的に開催しており、通信講座の受講者でも直接指導を受けられるというのもポイント。

さらに、執筆専用パソコンが欲しい人は、Surface Proがお得に購入できるにセットコースなんかもありますよ。

  • 小説・ライトノベル通信講座(eラーニング付):172,800円
  • 【Surface付】小説・ライトノベル通信講座(eラーニング付):354,300円 ※終了

【ヒューマンアカデミー通信講座】
全国にスクールがある『ヒューマンアカデミー』の通信講座。講座は150以上!

【おまけ】今回の記事のために比較した小説教室一覧(22種)

下記の小説講座の質が劣るわけではありません。それぞれにメリット・デメリットが異なるので、自分に合ったスクールを選びましょう。

名前

タイプ

説明

ヒューマンアカデミー通信講座

通信講座

小説の書き方だけでなくプロ作家のノウハウも学べる。Surfaceセットあり。

薄井ゆうじの『小説塾』

通信講座

プロ作家が作品を添削・講評。課題もあり。

アミューズメントメディア総合学院

通学(東京)

産学協同プロジェクトのコンペあり。選考通過者はそのままデビューも。

バンタンゲームアカデミー ノベル学部

通学(東京・大阪・名古屋)

現役プロ講師による少人数制。他メンバーとのチーム制作もあり。

文藝学校

通学・通信講座

テキスト+マンツーマン実作指導。

シナリオ・センター

オンライン

ライブ配信のシナリオ講座。課題添削もあり。

CWS創作学校

通信講座

独自のeラーニングシステムを使用。デモあり。

心斎橋大学 創作・小説コース

通学(大阪)・通信講座

エッセイスト向けのカリキュラムあり。課題作以外の作品指導も可(要相談)

天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》

通学(東京)・通信講座

ワークショップ式の文章ゼミ。認定ライター制度あり。

山村正夫記念小説講座

通学(東京)・通信講座

OBOGに有名作家多し。受講申込に実作が必要。

榎本メソッド小説講座オンライン

オンライン

レベル別に様々なコースあり。受講料が半額になる研修生制度あり。

鈴木輝一郎小説講座

オンライン

新人賞受賞特化型。リモートで講義・講評。

高橋フミアキの文章スクール

オンライン

動画・課題・ZOOMを組み合わせた指導。個別メール相談も可。

本当に「書ける」ようになるための小説教室

通学(東京)・オンライン

オンライン講座はZOOMによる月1のゼミ。サロンもあり。

山形小説家・ライター講座

通学(山形)

短編講評+トークショー。※ピクシブ文芸は2021年にサービス終了予定。

パルミー ライトノベル講座

オンライン

イラスト講座など他の講座も合わせたサブスク制。プロ添削もあり。

公募スクール

通信講座

公募ガイド社が運営する講座サイト。

NHKカルチャー

通学(全国)・オンライン

NHKが運営する講座サイト。

朝日カルチャーセンター

通学(全国)・オンライン

朝日新聞社系列の講座サイト。

ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座

通学(東京)・オンライン

新潮社が運営する講座サイト。

ストアカ

通学(全国)・オンライン

全国の中・小規模講座が検索できる。

サイタ

通学(全国)・オンライン

個人教室のポータルサイト。

小説講座で失敗する3つの方法

小説講座で失敗する3つの方法

講座やスクールなんて役に立たない!

そう主張する人の多くは、下記のどちらかである可能性が高いです。

  • 実際に講座・スクールに通わずに作家デビューした人
  • 過去に講座・スクールで痛い目を見た経験がある人

ここでは後者について、具体例から小説講座で失敗しないために押さえておくべきポイントを明らかにしてみましょう。

  • 原因①:目的に合わない講座を選んでしまった
  • 原因②:時間がなくてしっかり学べなかった
  • 原因③:講座に頼りすぎてしまった

主な原因はこの3つ。それぞれ詳しく解説していきますね。

原因①:目的に合わない講座を選んでしまった

自分は本気でプロの作家になろうとしているのに、周囲の受講者は趣味感覚で小説執筆を楽しみたいという主婦やお年寄りばかり・・・。

これはカルチャースクール系の小説講座などでよくある光景です。

ほかにも、

実践的な創作法や仕事をする上での心構えを学びたいのに、初心者向けの基礎文章講座を受けてしまった・・・。

なんてケースもあります。

あらかじめ自分がどういったことを学びたいのかを明確にしていないと、こんな風なミスマッチが起きてしまいがちです。

また、そもそもの「小説が上手くなりたい目的」自体がハッキリしていないというのも、ミスマッチが起きやすい大きな原因です。

新人賞への応募や投稿サイトでの人気獲得など、具体的な結果がわかりやすい目標をしっかり立てて、計画的・戦略的に学習に臨みましょう。

原因②:時間がなくてしっかり学べなかった

これは本格的な通学制スクールにありがちな落とし穴です。

やる気があるのはいいことなのですが、意気込んでカリキュラムの厳しい講座に申し込んでしまうと、スケジュール管理がうまくできずに学んだことが右から左へと逃げていってしまう・・・なんてことも。

特に、平日に会社や大学に通いながら夜間・休日講座で学ぼうと考えている人は要注意です。

学んだ情報はしっかりと復習し、自分で実践してみることではじめて使える知識となります。そのためには実際の受講時間とは別に情報をかみしめる時間をしっかりと設け、余裕のあるスケジューリングを心がけましょう。

原因③:講座に頼りすぎてしまった

小説講座を受講する人の中には、講師とのコネクションづくりだったり、運営側のキャリアサポートといったものをアテにしている方もいるのでは?

たしかにこういったものをウリにしている講座もあるのですが、過度に頼るのは禁物です。

毎年、何十・何百という受講者がいるのに、実際に小説家としてデビューできるのはほんの一握りであることを考えれば、自ずと理解できますよね。

学習カリキュラムや教材も、それだけをこなせば誰でもプロの作家になれるというものでは当然なく、あくまで効率よく必要な知識を身につけるための「道具」のひとつでしかありません。

これらの道具をどう生かし、自分なりに昇華していけるか?が問われていることを、くれぐれも忘れずに。

じゃあどうすればいいの?

というわけで、これらの失敗例から導き出される「失敗しないための小説講座選び・活用テクニック」としては、

  • 目的や学びたい内容を明確にしてから講座を選ぶ
  • 充分な復習・実践時間が取れるカリキュラムで学ぶ
  • 講座のサポートに頼りすぎない

このあたりがポイントになりそうです。

次項からは、さらに具体的な学習手順について解説していきますね。

失敗しない小説講座の選び方&活用法

失敗しない小説講座の選び方&活用法

前項のポイントをしっかりと押さえつつ、効率的に学習を進めていく手順は次のとおり。

  1. 学習プランを立てる
  2. 最適な講座を選ぶ
  3. プランに沿って学習
    実践を繰り返す

一つひとつ詳しく解説していきますね。

手順①:学習プランを立てる

小説講座を選ぶ前に、学習の目的や目標達成までのプランをしっかりと立てるのが先決です。

たとえば「小説家になる」という漠然とした目的であっても、

  • いつまでに達成するか?
  • 足りない知識・スキルは何か?
  • 学習時間はどのくらい確保できるか?
  • 勉強の成果はどうやって測定するか?

こういった具体的な内容を明確にして、計画的に学習を進めていきましょう。

学習時間は、週末などにまとめて確保するのではなく、なるべくなら毎日1時間くらいを最低限確保できるのがベストです。

手順②:最適な講座を選ぶ

  • 学びたい知識・スキル
  • 確保できる学習時間
  • 目標達成までの期間

こういったものを複合的に判断して、ぴったりの小説講座を選びましょう。

場合によっては複数の講座や書籍などを組み合わせるのもおすすめです。

何よりも学習の継続が重要なので、なるべく余裕をもって取り組めるカリキュラムを選ぶようにしてくださいね。

手順③:プランに沿って学習
実践を繰り返す

あとはカリキュラムをこなしながら、学んだ内容を実践していきましょう。

新しく小説を書き始めてもいいですし、すでに原稿があるのならそれらに学んだ知識で手を加えてみるのもおすすめです。

投稿サイトなどで読者の反応を見るなどしながら、どういったやり方・書き方がいいのか?を自分なりに模索してみてください。

まとめ

今回は、おすすめの小説講座や失敗しない選び方について解説しました。

最初に書いたとおり、講座やスクールに通わなくても作家デビューすることは不可能ではありませんし、自分でカリキュラムをしっかり組んで勉強できる人なら、本を数冊読んで後はひたすら作品を書き続けるといった感じでもいいかもしれません。

しかし、そういったモチベーションを高く保ち続けられる方ばかりではありませんよね。

プロ作家への道を確実に、挫折や退場なしに歩み続けるには、必要なノウハウが効率的に学べるカリキュラムやモチベサポートが欠かせません。

特に、記事で紹介した3つの小説講座は、どれもプロの講師による添削・アドバイスがもらえるというのも大きな特徴。こういったサービスは書籍にない大きなメリットですね。

おすすめ講座はどれも良さそうだけど、ひとつに絞り込めない・・・。

そんな人のために、最後にタイプ別のピッタリ合う小説講座をまとめておきます。

いつまでも「ワナビ」と呼ばれ続けたくない!

そんなふうに切に願っている方は、試しに気になるサイトをのぞいて、情報収集だけでも行ってみては?