どうすればもっと上手く文章が書けるようになるのだろう?

物書きなら誰しも、こんな悩みを常に抱えているではないでしょうか。

かくいう管理人も、ライターの仕事を始めた当初は、まとまった文章がどうしても上手く書けずにイライラが積もり積もっていましたし、他のライターさんの文章を読むにつけ、自分とのあまりの格差に愕然とし、ひどく落ち込んだものです。

そういった挫折経験をした人の例に漏れず、僕もいわゆる「Webライティング本」と呼ばれるものを片っ端から買いあさり、そこから何かを得ようともがき苦しみましたが、何冊読んでも思ったような成果が出ず、ライターを辞めてしまおうと考えたことも一度や二度ではありません。

今回は、そんな僕が苦労の末たどり着いた成果が出る読書のコツと、厳選に厳選したおすすめのWebライティング本を紹介します。

このコツを上手く活用すれば、アクセス的な意味でも収入的な意味でも「稼げる」Web文章が書けるようになるはず。ぜひご一読あれ。

結論:1冊読めばOK

先に結論から言ってしまうと、いわゆる「Webライティング本」は、一冊だけ読めばとりあえずOKです。

なぜなら、重要なのは読む本の「数」ではなく、読書の「質」もしくは「濃さ」だからです。

本の内容を一通り読んだだけでは、読書の満足感は得られても、頭に入った情報はすぐにどこかにいってしまいます。それを何冊繰り返したところで、一向に成果が出ないのは当然ですよね。 一冊の本をじっくりと、それこそ穴があくほど読み込み、そこに書かれたことを余さず実行していく。 こうすることではじめて書かれた情報が血となり肉となり、使える知識として昇華されるのです。

おすすめ本は『沈黙のWebライティング』

読み込む一冊はどれを選んでも構いませんが、僕がおすすめするのは、『沈黙のWebライティング』です。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

なぜかというと、この本は、

  • Web文章の書き方
  • Webマーケティングの基礎知識
  • SEOのコツ

といったWebライターに必須のノウハウを一冊で一通り網羅できるからです。

内容もストーリー形式で、個性的なキャラクターたちの会話メインで進められていくため、文字ばかりの本は退屈だという人にもぴったり。それなりに分厚い本ですが、あっという間に読めてしまいます。

ちなみに著者の松尾茂起さんは、あの有名校正ツール『文賢』を開発した株式会社ウェブライダーの代表。まさにプロ中のプロWebライターというわけですね。

読書のコツ

次に、実際に選んだ本をどうやって読み込んでいくかのポイントを紹介します。

暗記できるくらい何度も読みかえす

読書家を自称する人でも、同じ本を何度も読み返すという機会は思っている以上に少ないのでは?

フィクションや単なる情報収集目的の読書ならそれでもいいのですが、しっかりとした知識を身につけるには、二度三度のみならず、時には何十回、何百回と読み返す必要があります。

試しに一度読んだことがある本をあらためて開いてみてください。以前は気づかなかった新たな発見や、すっかり忘れてしまっていた知識が予想以上に多いことに驚くはずですよ。

常にそばに置いておく

デスクやリビング、寝室など、普段自分が過ごしている場所の傍に読み込む本を置き、暇を見つけては開くようにしましょう。

こうすることで、隙間時間に少しずつ読み進めることができ、読み返しを繰り返しもそれほど苦に感じません。

特にデスク周りは、作業しながら何度も確認するため、常に手の届くところに本を置けるようにしておきましょう。書見台などもおすすめです。

電子書籍版と紙の書籍の両方買う

よく紙の本と電子書籍どちらが良いのか?という議論がありますが、僕はどちらも手に入れることをおすすめしています。

なぜなら紙の本には紙の本の、電子書籍には電子書籍のメリット・デメリットがあり、それらを効果的に生かすためには両方を併用するのが一番だからです。

例えば、デスクには気になった場所がすぐに開けるよう、紙の本を置いておいたほうがいいでしょうし、外出先などで隙間時間に読書を進めるなら電子書籍をスマホやタブレットで読むほうが向いています。

『沈黙のWebライティング』はスマホではちょっと読みにくし仕様ですが、ハイライト機能などをうまく使ってポイントをまとめておくと、後で読み返すのに便利ですよ。

1つずつ実践して効果を検証する

本で知った情報は、なるべくすべて一度は自分で試して、その効果を検証しましょう。

文章で書かれた情報は、筆者にとっては生きた知識であっても、僕ら読者にとってはまだ「机上の空論」に過ぎません。行動に移すことこそが大切なのです。

ライター講座なども講義だけでなく実習が充実しているもののほうが成果が出やすいですよね。

行動の結果はしっかりとデータを取って検証することも重要です。

幸いWebライティングはアクセス解析などで細かなデータが調べられるので、ノウハウを実践するとどこにどの程度効果があるのかをはっきりと確認することができます。

個人的Webライティング本おすすめランキング

他の本も気になるという人のために、個人的なWebライティング本TOP5も簡単にご紹介。

  1. 沈黙のWebライティング
  2. 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
  3. SEO対策のための Webライティング実践講座
  4. 頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書
  5. Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ SEO対策のための Webライティング実践講座 頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書 Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (Web Professional Books)

どれも読んで損はない内容なので、余裕があれば手にとってみてはいかが?

合わせて読みたいおすすめ本

おまけとして、Webライティングの専門書以外にライターを目指すなら読んでおくべき本を紹介。

20歳の自分に受けさせたい文章講義

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)

Webに限らず、あらゆる文章を書くための基本的な考え方を学べる一冊。

書くことに対する意識改革におすすめです。

書いて生きていく プロ文章論

書いて生きていく プロ文章論

↑をさらに一歩進めて、プロのライターとしての心構えを身につけるならこちらがおすすめ。

慣れてくるとどうしても自分よがりな文章を書いてしまいがちなライターあるあるを、しっかりと戒めてくれます。

ザ・コピーライティング

ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則

「コピーライター」と聞くと、広告やCMなどのアーティスティックなキャッチコピーを思い浮かべる方も多いかと思いますが、そういった先入観を破壊してくれるのがこちらの本。

文章というものに対する考え方もガラリと変わりますよ。

影響力の武器

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

人間が無意識にとってしまう行動や考え方がまとめられた社会心理学の名著。

この本に書かれている「六つの影響力の武器」は、何度も読み返して脳に叩き込んでおくべきです。

10年つかえるSEOの教科書

10年つかえるSEOの基本

SEOについての理解をもっと深めたいならこちらの本がおすすめ。

10年使える、と謳っているのは伊達ではなく、小手先のテクニックにとどまらない普遍的なSEOのノウハウが学べます。

読書は、ほどほどに。

読書の満足感・達成感というのはなかなか厄介なもので、一冊読み終えるとそれだけで充実感に満たされてしまうんですよねぇ。 僕も、そのことに気づくまでに一体何冊の本を無駄にしてしまったことか・・・。 いまでは「楽しむための娯楽読書」と「知識を身につけるための熟読・精読」をしっかりと分け、そこそこ読書を成果につなげられるようになってきたと思います。

※正確には↑の2つの間に「情報収集のためのザッピング読書」というものもあるのですが、この辺りの詳しい読書術についてはまた別の機会にあらためて記事にしたいと思います。

せっかく買った本を十全に活用するためにも、皆さんもその充実した内容をしっかりと味わい尽くしてください。

まずは、厳選した一冊から。

『沈黙のWebライティング』、本当におすすめですよ。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション